陸上競技部

DATE:2025.04.29陸上競技部

上岡、大学初レースで自己ベスト!-第320回日本体育大学長距離競技会

250429_2-1
(撮影:梅川岳飛)

第320回日本体育大学長距離競技会が4月27日に日本体育大学横浜健志台キャンパスで行われた。駒大からは5000メートルに及川栄志(経1)、上岡煌(政1)、中野颯人(歴2)、三谷虎太郎(歴1)、大和田貴治(地4)、松村達也(歴1)が出場。松村と上岡が大学初レースとなり、上岡が自己ベストを更新する結果となった。
結果と戦評、インタビューは以下の通り。

結果

◆男子5000m 12組
14着
及川栄志(経1)
14分38秒49
◆男子5000m 13組
4着
上岡煌(政1)
14分14秒68 ☆自己ベスト
18着
中野颯人(歴2)
14分27秒83
26着
三谷虎太郎(歴1)
14分46秒21
◆男子5000m 15組
12着
大和田貴治(地4)
14分14秒29
29着
松村達也(歴1)
14分40秒63

戦評

5000m 12組

及川は後方でスタートし、レースを進める。2000メートルを超えると集団が分かれ、集団の中腹で周回を重ねる。残り1000メートルになるときつい表情を見せながらそのままフィニッシュとなった。

5000m 13組

中野、三谷、上岡の順でスタートし、レースを進める。1000メートルを超えると上岡がペースを上げ、集団の中腹で積極的にレースを展開する。その後安定したペースで周回を刻み、上岡は4着でフィニッシュし自己ベストを更新。苦しい表情を見せながらも最後はスパートをかけ中野、三谷の順でレースを終えた。

5000m 15組

松村、大和田の順でスタートし、前方でレースを進める。1000メートルを超えると大和田がペースを上げ前方で、松村がややペースを落とし集団の中腹で周回を重ねていく。ラスト1周で大和田がスパートをかけ、苦しい表情の中フィニッシュ。その後少し遅れて松村もフィニッシュしレースを終えた。

インタビュー

◆及川栄志

250429_2-2
(撮影:宮田瑞希)

ーー今日の調子は
「調子自体はよく、アップのときも体は動いていた」

ーーレースプランは
「ラストの上げを意識していた。ラスト1周まで真ん中の集団で行きそこからあげて最後1着を狙うレースプランだった」

ーーレースを振り返って
「最初のスタートから消極的になってしまい集団の後ろの方でレースを進めてしまったため途中、集団が分かれたときに前の集団に着いていけずそこからダラダラ垂れてしまった。ラストも上がらず垂れる結果となってしまった。自分の力不足を感じた」

ーー監督やコーチから言われていたことは
「監督からレース直前に『中盤まではレースの集団の真ん中辺りにいてラストしっかりあげれるように』と言われていたため意識して走ったが、ラスト離されてしまい悔しい結果となった」

ーー今後の目標
「自分の力不足を痛感したレースとなった。ここからしっかり練習を積み、次は少しでもタイムを伸ばし自己ベストを更新できるよう頑張りたい」

◆上岡煌

250429_2-3
(撮影:梅川岳飛)

ーー今日の調子は
「練習があまり詰めてない状態のレースだったが、思っていたより良いレースだったので良かった」

ーーレースプランは
「3000から4000メートルで垂れてしまうレースが多いので、そこでいかに余裕をもってあげられるかということを考えて走った」

ーーレースを振り返って
「直前のポイント練習をうまくできていたので、レース中もだいぶ余裕をもっていけた。ラストは少し動かなかったが、自分的にはいいレースだったと思う」

ーー監督やコーチから言われていたことは
「『まだまだ練習が足りない』ということは言われていて、自分でもその通りだと思っている。また来月レースに出る予定なのでそこに合わせていこうということを言われた」

ーー自己ベストだったが
「14分1桁を狙っていたが、10秒ほど自己ベストを更新できたのでそれは嬉しかった」

ーー今後の目標
「ゆくゆくは13分台を狙っていくが、まだ力が足りていないので段階を踏んでベストを出していきたい」

◆中野颯人

250429_2-4
(撮影:宮田瑞希)

ーー今日の調子は
「前回出たレースが去年12月の国士舘大学長距離競技会だったので、それと比べたら練習もできていて、調子も気分もよかったのでだいぶいい調子で臨めたと思う」

ーーレースプランは
「3000メートル過ぎまでは少し風もあったので集団の力を借りながら走ることと『後半しっかり上げないとタイム出ないよ』と言われていたのでその2点を軸に考えて走っていた」

ーーレースを振り返って
「4000メートルあたりまでは集団の中で走れていたが、最初前の方で位置取りができなかった分最後のスパートを上げきれず、中途半端な結果になってしまった」

ーー監督やコーチから言われていたことは
「『3000メートルまでは集団の力を借りること』と自分は今回14分10秒切りを狙っていたので『後半しっかり上げないとタイムが出ない。1年生に負けないように』と言われていた」

ーー今後の目標
「今回4000メートルまではだいぶいい感じで走れていたのでこの感覚を忘れないで5月末と6月中旬のどちらかの日体大記録会で最低でも自己ベスト、あとは14分10秒切り、13分台を出せるように準備していきたい」

◆三谷虎太郎

250429_2-5
(撮影:梅川岳飛)

ーー今日の調子は
「アップのときに体は動いたので状態としてはよかった」

ーーレースプランは
「今回は2週間前に3000メートルを走っていた。そのタイムで3000メートルを通過して5000メートルで14分台1桁を狙うレースプランだった」

ーーレースを振り返って
「14分台1桁を狙っていたが、3000メートル通過まではよかったものの自分の課題でもあるその後のラスト2キロが思った以上に下がってしまい体が動かなくなってしまった。悔しいレース結果となった」

ーー監督やコーチから言われていたことは
「『3000メートルまでは8分30秒で楽にいきラスト2キロでしっかり上げていこう』と言われていた」

ーー今後の目標
「6月に日体大記録会があると伝えられたためそこでは自分が目標としている(14分台)1桁を出せるように約1ヶ月しっかり練習を積みたい。次の大会では自分の目標としているタイムを出せるように頑張っていきたい」

◆大和田貴治

250429_2-6
(撮影:宮田瑞希)

ーー今日の調子は
「練習はうまくできていたのでまあまあよかった方なのかなと思ったが、タイムがあまりよくなかった」

ーーレースプランは
「位置取りと、ラスト3000メートル過ぎからあげていくことを意識していたが、あげることができずそのままズルズルとゴールしてしまった」

ーーレースを振り返って
「暑さもあまりなかったのでいけるかと思った。自分は暑さが苦手なので、そこを克服しないとこの先はタイムが伸びてこないのかなと思ったのでそこを克服できるようにしたい」

ーー監督やコーチから言われていたことは
「監督からは位置どりについてと3000メートル以降どれだけあげていけるかを言われていた」

ーー今後の目標
「6月中旬にまた日体(大記録会)があると思うので、そこで13分台をだして、しっかり夏に距離を踏んで駅伝メンバーに絡めるように頑張っていきたい」

◆松村達也

250429_2-7
(撮影:梅川岳飛)

ーー今日の調子は
「練習をあまり積めていなかったのでよくはなかった」

ーーレースプランは
「最初の1000メートルを2分48秒で入ること」

ーーレースを振り返って
「練習ががあまり積めていない中で中盤前に出ることができた」

ーー監督やコーチから言われていたことは
「『前の方でレースを進められるように』と言われていた」

ーー今後の目標
「毎回1から練習をして調子を戻せるようにしていきたい」

執筆者:梅川岳飛

関連記事 - 「陸上競技部」カテゴリーの新着記事

一覧を見る