アメリカンフットボール部

DATE:2025.06.16アメリカンフットボール部

浮き彫りになった課題、苦い敗戦に学ぶ

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(撮影:小笠原 麗心)
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(撮影:細野 潤平)

関東アメリカンフットボール 春季オープン戦 専修大学戦が6月15日にアミノバイタルフィールドにて行われた。

結果と戦評は以下の通り。

●駒大 BLUE TIDE 10-13 専大 GREEN MACHINE〇
第1Q 0-0
第2Q 0-7
第3Q 3-0
第4Q 7-6

第1Q残り8分、#11 安藤が相手をタックルしファーストダウンを獲得。続けて、#0 飯野、#88 上林がランプレーを重ねるも、相手からのパスカットが続く。#70 土井が相手の素早い動きをタックルする活躍もあったが、お互いのディフェンスが阻み得点に繋がらない。
第2Q残り7分、専大がタッチダウンとキックを獲得し7点を先制。流れを掴みたい駒大は、残り2分、#0 飯野が大幅にランプレーする活躍を見せるも、得点には繋がらず前半戦を折り返す。

第3Q、#87 石﨑へのパスが成功し駒大が流れを掴む。#88 上林がフィールドゴールを成功。流れに乗りたい駒大であるが、パスミスが続き、なかなか得点を重ねることができない。
最終第4Q、残り11分、#0 飯野、#11 安藤のランプレーで大幅にボールを進める。勢いのまま#0 飯野がタッチダウンを獲得。続けて、#88 上林がキックを獲得し、逆転に成功する。守り切りたい駒大であるが、残り1分、専大にタッチダウンを成功され6点を追加される。果敢に攻め込むも、専大にリードを許したまま10-13で試合が終了した。

インタビュー

◆新倉晴彦 監督

ーー今日の試合を振り返って
?去年からパスが続かないチームであった。今年のQBの精度は良くなっている。今日の試合では、前半1本しか決まっていなかった。パスができなければ当然ランに相手は絞ってくる。パスの精度をあげていきたい?

ーー今日の試合を踏まえて、今後チームにどう繋げていきたいか
?青学に大勝して、いい気になっている部分がある。今は2部のチームに負けるのが今の実力なので、負けずについてくれれば良いと思う?

ーー秋季リーグ戦に向けて
?フィジカルアップはできているので、そこをどう繋げていくかが課題である。特にパスユニットが若く、経験値だけで上手くなるわけではないため、そこの改良をしなくてはならないと思っている。今年は何がなんでもTOP8に上がりたい?

◆武良健人 主将

ーー今日の試合を振り返って
「自分たちの弱さがでた試合であった。課題としていたオフェンスの部分がおもむろにでた。チームの弱い部分が自分は見えているため、そこを直せば今年は強いチームになれると思う。負けてしまった試合であるが、あと一歩の課題がみえたプラスに捉えられる試合であった」

ーー今日の試合を踏まえて、今後チームにどう繋げていきたいか
「あと一歩の部分を今年の夏の練習で改善し、BIG8のチームを圧倒して、TOP8のチームに勝つという目標に繋げていきたい」

ーー秋季リーグ戦に向けて
「オフェンスには1、2年生の選手が多くいるが、幹部や4年生が支えることで強い武器をつくれると思う。オフェンス面ではこの部分強め、秋季リーグ戦に挑みたい」

◆井上文汰 副主将

ーー今日の試合を振り返って
「チームとしては『圧倒する』という目標で挑んだ試合であったが、個人としてはこのような結果になることを予想していた」

ーー今日の試合を踏まえて、今後チームにどう繋げていきたいか
「ディフェンスではよく止めているシーンもあったが、まだまだ足りない部分も多いため、これからギアをあげて練習していかなければならないと感じた」

ーー秋季リーグ戦に向けて
「3年連続、TOP8との入替戦で負けてしまっている。最後である自分の代で絶対にTOP8に昇格したい。リーグ戦を全勝することはもちろんであるが、内容面でも圧倒して勝ちたい」

執筆者:小笠原 麗心

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